Raspberry Piでカメラモジュールを使う方法(軽くタイムラプスも)

1.前提

本体:Raspberry Pi 2 model B

カメラモジュール:Raspberry Pi Camera Module 775-7731 


2.本体とカメラモジュールの接続

Raspberry Piの本体とカメラモジュールを接続します。


HDMIのポートの横の白いポートにカメラのケーブルを接続します。


白いポートを軽く上に持ち上げると、ケーブルを差し込む空間ができるので、そこにケーブルを差し込み、白いポートを元に戻します。

これで、接続完了です。

カメラモジュールは、プラ板で補助台を作り、補助台をRaspberry Piのケースに固定しました。


3.ソフトウェアの設定

Rasbianを起動します。


起動したら、下記コマンドを実行し、設定ツールを起動する。

$ raspi-config


表示される設定画面で、「5 Enable Camera」を選択して、「Disable」→「Enable」にする。


撮影するには、下記コマンドを実行する。

$ raspistill -w 480 -h 360 -n -o test_photo.jpg


正常に撮影できれば、完了です。

特に迷うこともなく、設定することができました。


4.タイムラプスを試す

4.1.三脚への固定

左写真のように、Raspberry Pi本体にスマホを三脚に固定するためのキットを付け、三脚に設置しました。


4.2.動画を作るソフトの導入

下記コマンドを実行して、動画を作るソフトを導入する。

sudo apt-get install mencoder


4.3.撮影

画像を保存するディレクトリを作る。

$ mkdir /home/pi/photo

 

写真を撮影する。

$ raspistill -w 1920 -h 1080 -o /home/pi/photo/photo-%04d.jpg -tl 6000 -t 1200000

 

コマンドの意味は、以下の通りです。

 

 -w 1920:横が1920pixel

 -h 1080:縦が1080pixel

 

 -o /home/pi/photo/photo-%04d.jpg:連番のファイルを生成

 

 -tl 6000:6000ミリ秒(6sec)のタイムラプス

 -t 1200000:1200000ミリ秒の間 (12分間分)

 

下記コマンドで撮影した静止画のファイルリストを作成する。

$ ls *.jpg > photo_list.txt


静止画のファイルリストを使い、撮影した静止画を動画へ変換する。

$ mencoder -nosound -ovc lavc -lavcopts vcodec=mpeg4:aspect=16/9:vbitrate=8000000 -vf scale=1920:1080 -o test_movie.avi -mf type=jpeg:fps=24 mf://@photo_list.txt

 

以上で、操作は完了です。

出来上がったtest_movie.aviをWindowsパソコン等へダウンロードすれば、

再生できます。


5.その他

RASPBERRY PI CAMERA MODULEの本家の説明サイト:

 https://www.raspberrypi.org/documentation/raspbian/applications/camera.md

 

   

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