群馬県の横川の峠の釜めしは、今も益子焼の釜の
器に入って売られています。
デパートやスーパーの駅弁フェアとかでも売られているので、比較的身近な存在だと思います。
この益子焼で作られた釜を使い、ご飯を炊くことはできないのか?と考えたことがある人は多いのではないかと思います。
そこで、この釜で実際にご飯を炊いてみました。
ネットで調べてみたところ、おぎのやさんが、ご飯の炊き方を紹介していました。
手順を要約すると以下の通りです。
1.容器を良く洗う。
2.容器を乾燥させる。
すぐに使いたい場合は、良く拭き、水けを取る。
3.お米1合(約150g)を研ぐ。
4.研いだお米に、お水180ccを入れ蓋をし、
5分から30分おく。
5.4をガス代に乗せ、弱火に掛ける。
我が家は、五徳の間隔が広く、釜が乗らない為、
網を敷きました。温度センサー付きのグリルですが、
問題なく、火にかけられました。
約8分くらいで吹きこぼれました。
6.吹きこぼれたら蓋を1cmほどずらし、最弱火にする。
「赤子泣いても蓋とるな。」と言われているのに、蓋を開けるというのが不思議でした。
7.吹きこぼれが収まったら、蓋を0.5cm程度まで閉める。
8.ご飯の表面の泡立ちがなくなり、水たまりがなくなったら蓋を完全に閉め、火を止める。
5で火をつけてから15分位でした。
9.15分程度蒸らす。蓋を開けてはいけない。
おぎのやさんの手順は、下記サイトをご覧ください。
http://oginoya.co.jp/oginoya02/tougenokamameshi/lunch/how_to_boil.html
実際の炊きあがりは、左の写真の通りです。
思いのほか、上手に炊けました。
ほとんどおこげもなく、ふっくらとした仕上がりです。
心なしか、電子ジャーで炊いたご飯よりも美味しかった気がします。
おこげが好きな人は、少し火を強めでもいいのかもしれません。
家に居ながら、キャンプで飯盒炊飯を体験した感じで、楽しむことができました。
釜が割れることがあるようなので、試す際は、くれぐれもご注意ください。