エンジンオイルの大切を学ぶ

私の兄が乗るトヨタの2005年形式のヴィッツの

エンジンが焼き付いて、エンジン交換の修理が必要な

状態になっています。購入は、2007年頃で、新車でした。

 

状況を聞くと、下記の通りのようです。

・エンジンオイルをしばらく交換していなかった。

 (前回の交換から約11,000kmくらい経過している。)

・最近、稀にオイルランプが点灯することがあった。

 

前触れがあったようですが、そもそもエンジンオイルが

エンジンが焼き付くほど減少していた事態が、

なぜ起きていたかは気になります。

条件によると思いますが、11,000kmを無交換で走ったら、

壊れてしまうものなのか。

他に弱い部分があって、オイルが漏れていたのではないか?

とか、気になります。

日常点検をしていて、実際の残量がどのように推移していたかが

分からないので、何とも言えませんが。。。

 

この件を踏まえての教訓。

 

●警告灯が付いたら、直ちに調査をすること。

 (常時点灯するとは限らない。ちょっとでも点いたら、異常が

  起きている可能性があるので点検をすること。)

●エンジンオイルの量をこまめにチェックすること。

 (日常の点検をすること。)

●定期的に交換する。

 (3,000-5,000km毎 or 半年。日常点検がなされていなくても、

  交換のタイミングで何かしらの異常が発見される可能性が高い。)

 

オイルランプは、油圧の低下により点灯するものであり、

オイルの減少を知らせてくれるものではないそうです。

減少の結果、油圧が低下するということはあるようですが、

必ずしも減少を捉えるわけではないそうです。

 

また、オイルの減少の結果、オイルランプが点灯するような

ケースでは、内部のオイルはかなり減少した状態に

なっていることが想定され、新しいオイルを入れたから

即回復するとは限らないそうです。

 

日常の点検は大切ですね。エンジンが壊れて、

数十万掛けて載せ替えるくらいなら、

日々のメンテナンスをちゃんとして、

予防した方が安く済むと思った出来事でした。

 

僕は、今、2世代目のイストに乗っています。

トヨタの品質に対しては、いろいろと意見は

あると思いますが、今まで故障や不具合を

経験したことが無いので、強く信頼しています。

写真素材のピクスタ